【ホステスになる前に】高級クラブの面接を受ける際の注意

目次

高級クラブの求人に応募したら、いよいよ面接へ

求人へ応募するか、もしくは直接問い合わせるかなどすると、まずは面接日時の設定を行うことになります。

空いている曜日や日にち、時間等を聞かれるので、応募前に直近2週間程度の空いている日時を確認しておきましょう。
クラブのママも暇ではありません。

高級クラブとなればなおさらです。
面接日時の調整の段階で印象を落としてしまっては勿体ないので、自分の都合を押し付けることなく、余裕のあるタイミングで応募してください。

当然ですが、面接当日はキャンセルしないこと、そして遅刻もしないこと。

高級クラブ周辺は時間を潰せる場所も多くあるので、早めに現地に着くように心がけてください。
交通機関の遅れなどによる遅刻も言い訳にはできません。

あとで詳しく説明しますが、服装やヘアメイクなどにも注意し、受け答えもしっかりとできるよう準備して面接へと臨みましょう。

面接は準備が全てと言っても過言ではありません。
入念な準備ができていれば、それがしっかりとママやオーナーにも伝わります。

その準備の一つとして、たとえ必要だと言われなくても履歴書を用意していきましょう。
文字には人柄が表れます。

丁寧に書くことで、ここでも意欲や素質、教養といったものを伝えることができるはずです。

面接での注意

ここからは、高級クラブの面接で特に準備すべき点や注意すべき部分に関して触れていきます。
どれかだけに全力を注げばいいのではなく、全てを整えてから面接へと臨んでください。

私たちクラブ側の人間は、トータルで女性を判断し採否の決断をしています。丁寧な準備を心がけましょう。

カジュアルすぎる服装を避けること

面積が最も大きいため、人を見たときに印象に残りやすい服装には最大限注意を払わなければなりません。

高級クラブでは、清楚さや清純さなどを重視して採否を決める傾向があるので、できるだけそれを意識した服装で面接に向かいましょう。

大前提として、カジュアル過ぎる服装は避けることです。
ジーンズやスウェット、パーカーやTシャツなどは着ない方が当然いいですし、ゆったりとした着こなしが可能な大きめのサイズのものも避けたいところ。

たとえ高級ブランドのアイテムであっても、カジュアル過ぎるというだけでマイナスポイントとなるので気を付けなければいけません。

どのクラブにも好まれるのが、ワンピーススタイルです。

体型も適度に把握でき、清楚さとオシャレな印象も同時に与えられるため、失敗してしまうことが少ないでしょう。

派手すぎない程度に明るいカラーのワンピースを選ぶと、一層元気で清純なイメージを持ってもらえます。

当然ですが、スニーカーなどもいけません。
ヒールを普段から履いている印象を持ってもらえるような足元を目指してください。

私がプライベートでも良く利用するサイトをご紹介します。

・表情が華やかに見えるワンピース
・形はシンプルだけど、デザインが個性的なワンピース
・20代後半~30代の大人な女性だから着こなせるワンピース
・素材が女っぽいワンピース



こんなワンピースが1万円ちょっとで購入できるんですよ。
あまりに安すぎるワンピースは、縫製が雑だったり、石油の匂いがしたり、品がなくなってしまうのでご注意下さいね。

高級クラブの面接時に着るワンピースは高級品じゃなくてもいい

ホステスとして働き始めて、稼げるようになるには時間がかかりますよね。
私が初めて、高級クラブで働き始めた時も正直お金がありませんでした。

基本的にホステスは高級で質のいいドレスを着ています。
値段で言えば、1着3万円くらいするドレスです。

ですが、ヘルプのホステスだったり、入店してばかりのホステスはそんな高級なドレスを何着も購入する余裕はありません。
だから、はじめは安いドレスでもいいのです。

高級クラブのホステスとして自分の力で稼げるようになったら、高級なドレスを購入すれば問題ありません。

ホステスにとって大切なのは、品があり、決して派手はドレスではないのに華があることです。
無理して高級なドレスを購入して同じドレスをずっと着続けるより、値段が安く少し質が落ちたとしてもドレスを綺麗に着こなしているホステスの方が品があると思いませんか?

ですので、面接時に着用するワンピースも、ホステスとして働き始めた時に着まわせるドレスを選ぶといいでしょう。

私がママを務める高級クラブで働く新人ホステスは皆、高級ドレスを着ていません。
1万円以内のドレスを複数購入していて着まわしています。

ですがどのホステスも皆、品がありますよ。
最初は身の丈に合う値段のドレスを用意して、その分内面を磨きましょうね。

クラブのホステスに派手なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。

そのイメージはおそらくキャバクラ嬢が世間一般の方々に植え付けたものでしょう。

高級クラブともなれば、むしろ落ち着いています。
高価な着物やドレスを着ることはありますが、メイクや髪型に関しては決して派手ではないのです。

高級クラブの面接を受ける際は、そうした点も意識してヘアメイクを整えるようにしましょう。

目元を過剰に大きく見せるようなメイクや派手なカラーコンタクトレンズ、強調し過ぎの口紅などは避け、オカメインコのようなチークも避けてください。

化粧品のCMなどの女優さんをお手本とするといいかもしれません。

とても自然に見えながら、しかしメイクで隠すところは隠し、丁寧に整えています。

あのようなメイクであれば、印象を悪くしてしまうことはまずないでしょう。

髪型に関してですが、金髪などの派手な色をしているのであれば、美容院で少し落ち着いた色にしてから面接への臨むべきです。

おでこを出し、長い髪はまとめておくとスッキリとした印象となるので、イメージも良くなります。

メイクも髪型もそうですが、派手に盛る必要はありません。
高級クラブはキャバクラとは異なります。

派手になり過ぎないことを意識して、銀座や六本木の高級クラブにふさわしいヘアメイクを心がけましょう。

話の受け答え方は固すぎないように・明るく!

高級クラブの採用面接というプレッシャーから、固くなり過ぎてしまう女の子もいます。

普段は明るいであろう女の子も、私の目の前では緊張し過ぎてしまい怯えたようになってしまうことも珍しくありません。

それではお客様の前に出すのが難しいと感じてしまうでしょう。

銀座や六本木の高級クラブの採用基準は、ルックスよりも接客術や売上に直結するような能力部分が重視されるよう設定されています。

つまり、社交性の有無やお客様とのスムーズな会話が可能かどうかに重きを置いて採否を判断しているのです。

緊張しているとはいえ、まともに喋れなければ、採用は遠のいてしまうのも仕方がありません。

丁寧なのはいいことですが、それよりも明るさを意識するようにしてください。

固くなり過ぎると逆効果です。
常に笑顔で受け答えができるか、相手の言っていることに明るく元気に反応できるか、ここに集中すべきでしょう。

言葉遣いは丁寧さを忘れてはいけないものの、ちょっとミスをするくらいであれば、むしろ可愛い印象として受け取ってくれるので、明るさだけは忘れないように意識してもらいたいものです。

お客様を持っていたり水商売経験がある場合はアピールしよう

キャバクラ嬢経験者であれば、立派なアピールポイントとなります。
特にある程度の指名客を持っていた女の子ならば、面接時にはそれについて伝えておくべきです。

クラブでは売上が上げられるホステスが非常に重要視されますから、新たな顧客獲得が計算できるとなれば、それだけでほぼ採用が決まると言ってもいいでしょう。

特に固定の顧客がいなかったとしても、水商売経験は十分アピールのための材料となり得ます。

未経験の子と比べると接客術が備わっているはずですから、それに関してのアピールを怠らなければ、面接を有利に進めることができるでしょう。

大した経験ではないからなどと、自分で判断することなく、面接ではしっかりと伝えるように注意してください。

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