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丸の内銀座のクラブの特徴
ここでは、銀座のクラブについての特徴をまとめてみます。クラブはキャバクラほどの店舗差はありません。それよりも地域差の方が大きいので、ここで銀座のクラブの傾向や特徴等を把握しておくと、六本木のクラブとの比較もしやすくなるはずです。
街の雰囲気に合わせ高級感が強い
銀座には高級店が立ち並んでいます。それはアパレルブランドなどもそうですし、飲食店も同様です。こうした街の雰囲気とマッチしたクラブも多いのが銀座という街なのです。
高級感という意味では、銀座は日本一でしょう。東京の中でもこれほど高級感溢れる街はありませんから、クラブも自然と高級志向となり、そうではないお店は淘汰されていってしまいます。
高級クラブは、内装はもちろん、インテリアに使われているソファやテーブル、シャンデリアなどの照明に至るまでこだわっています。その空間にいるだけでラグジュアリーな感覚が得られるよう、全てにおいて手を抜きません。それが銀座に馴染む雰囲気を生み出しているわけです。
何よりもステータスがあると言えるでしょう。料金設定などももちろんそうですし、ホステスの質などもそうですが、銀座のクラブで飲むことが男性にとっては一つのステータスとなっており、私たちはそれを提供することを求められているのです。
いまや伝説のクラブママと呼ばれる望月明美さんや桃谷優希さんも銀座のクラブで働いていました。
ただ、若い人たちが感じる高級感とは少し違うかもしれません。若い方たちは、もっとわかりやすさを求めるはずです。例えば、キャバクラのようなギラギラとしており店内も薄暗く、その中で色とりどりな照明が光を発している状態の方が、若い世代の人たちはゴージャス感を感じるのではないでしょうか。
銀座のクラブの特徴は、あくまでも品を保ちながら高級感を演出しているところにあります。伝統も感じられる重厚感と言った方がいいかもしれません。それがこの街が長い時間をかけて作り上げてきた高級感であり、銀座のクラブの持ち合わせている魅力なのです。
単価も高い
当然ですが、客単価も高くなっています。銀座という街にあり、内装にもこだわり抜いているにもかかわらず、利用料金が安くては経営が成り立ちません。日本で最も地価の高い銀座だからこそ、単価もとても高く設定せざるを得ません。
ステータスの話に少し触れましたが、お客様はこの高い料金にも魅力を感じています。料金が安ければ、その時点でお客様の満足度は下がってしまうでしょう。
もしかしたら、一般の職業に就かれている方では、想像もできない料金設定かもしれません。銀座にあるクラブにもいろいろとありますが、ほぼ高級クラブであり、少なくとも一般的な感覚で激安と言えるようなクラブは存在してはいないのです。
それを魅力と感じられるお客様は確かに少数かもしれませんが、働くホステスにとってもこれはステータスの一部となり、銀座のクラブで働く価値を感じさせてくれるはずです。
丸の内銀座のおすすめ高級クラブ
銀座で忘れてはならない高級クラブを紹介します。お客様にとっても憧れの場所ではありますが、ホステスにとっても非常に魅力的に感じるお店ばかりです。店舗名やその特徴を知っておいて損はありません。
銀座チック
「銀座チック」は、まさに高級クラブという名にふさわしい経営をしています。初めてこのお店に足を運んだ人は、お客様であれホステス志望の女性であれ、きっとその店内の豪華さに驚かれるでしょう。
シャンデリアだけではなくスワロフスキーを大量に使ったインテリアは素晴らしく、とてもシックな雰囲気のバーカウンターも用意され、ゲストルームはゴールドを基調としながらも非常に落ち着いた雰囲気を放っています。
VIPルームはさらにゴージャスで、しかしアダルトな雰囲気が漂う上品な仕上がりとなっているのが特徴的です。洋と和の融合も感じられるVIPルームは、他にはあまり見られない魅力でしょう。
何よりも、「銀座チック」はホステスの女性に力を入れています。銀座のみならず全国を見てもこのお店ほどハイクオリティーな女性をこれだけ多く用意しているところはありません。
体験入店も受け付けてしているようですので、求人情報を見て条件に合えば一度体験入店から応募してみるのが良いでしょう。
参考:チックの体験入店について|チックグループ
ドレスコードを設けているため、客層も良く、そうした男性たちが夜な夜な「銀座チック」の良質なホステスたちに会いに来ているのです。
トゥールビヨン
「トゥールビヨン」は、銀座の夜の世界では知らない人はいないほど有名なお店です。銀座に通っている人であれば、知っていて当然と言ってもいいでしょう。特にママさんはメディアにも登場するほど有名な方で、そして大きな実力の持ち主でもあります。
暖色系を用いたインテリアの雰囲気は、とても暖かく感じられます。シックでクールなイメージのあるお店が多い銀座のクラブですが、こちらのお店はそうした雰囲気とは一線を画していると言えるでしょう。とても個性が表れていて、虜になるお客様が多いことも納得です。
「トゥールビヨン」は、ホステスも含め、スタッフさんが生き生きとしています。それはママさんの人間性が反映されているからなのでしょう。もちろん教育も徹底しています。スタッフさんが個性を発揮できるよう型にはまった指導はしないようにしているそうです。
全ては、お客様第一という考え方からなのでしょう。
サードフロアー
「サードフロアー」は、多くの人がイメージする銀座の高級クラブとは異なるかもしれません。店内はとても明るく、白やベージュを基調とした、シンプルで馴染みやすいインテリアとなっているのが特徴です。
通常のクラブのような低いテーブルとソファなどで飲むこともできますが、バーカウンターもあり、また、ダイニングのような高めのテーブルと椅子も用意され、食事なども合わせて楽しめるような空間となっています。
「サードフロアー」は他の銀座の高級店同様、会員制を敷いています。30年以上の歴史もあり、他にはない魅力を持ちながらも、伝統や銀座の雰囲気を大事にしている唯一無二の高級クラブと表現できるのかもしれません。